石原消化器内科クリニック

善通寺市の内科,消化器内科,膵臓内科 石原消化器内科クリニック

〒765-0053 香川県善通寺市生野町1852-1
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CTC

CTによる仮想大腸内視鏡検査とは?

仮想大腸内視鏡検査(大腸CT)は、内視鏡を大腸の中に入れることなく、最新のCT装置で大腸を撮影し、映像をコンピューター処理することで、まるで内視鏡で腸の中を観察したかのように調べる検査です。
わが国の大腸がんはこの30年間に3倍強と急激に増加している一方、大腸の検査は肛門からの検査で大変つらく、危険であり、たとえば大腸がん健診の便潜血の検査で陽性が出た場合でも、すぐに大腸内視鏡検査を受けるのには、ちょっとためらいがあったかと思います。この仮想大腸内視鏡検査では、比較的楽にまた安全に大腸を調べることができ、検診を受ける側の抵抗感も低く、大腸がん検診の受診率アップに貢献すると期待されています。

当院では四国で2番目に臨床現場で16列multi-detector row CT を用いた、Virtual Colonoscopy(仮想大腸内視鏡)検査を始めました。

 

検査の実際

仮想大腸内視鏡は、大腸内視鏡検査と同様、腸の中をカラッポにする必要がありますので、下剤の前処置が必要になります。準備として前日にきめられた残渣の少ない食事(低残渣食キット)を摂り、下剤を飲み大腸をきれいにしなくてはいけません。(一般の大腸検査とかわりありません。)
あとはCTの台に寝て、腸の動きを抑える筋肉注射をした後、お尻よりより空気を入れるための細いゴムの管を挿入し、そこから空気を送り大腸を膨らませて、うつぶせ・あお向けの2方向で撮影を行います。検査自体は5分~10分程度で終了します。撮影そのものは1分もかかりません。 後は、コンピュータを使い、画像処理をし、診断します。
性能面においても、10mm以上のポリープでは95%の感度があり、従来の内視鏡と同等以上の成績を示しています。

【仮想内視鏡検査の利点】
1. 検査時間が短い。
2. 苦痛が少ない。
3. 麻酔を必要としない。
4. 周辺臓器の状態も同時に観察できる。
5. 偶発症が極めて稀。
6. 大きさが正確にわかる。

【仮想内視鏡検査の欠点】
1. 平坦な病変や炎症の状態の観察ができない。
2. 5mm以下の病変を見つける能力は内視鏡より劣っている。
3. 組織検査やポリープの切除には別の日に内視鏡検査の必要がある。
4. 大腸のどの検査にも必要な前処置(腸の中をきれいにする)がいる。

現時点で、小さなガンを確実に診断でき、細胞検査とポリープ切除が同時にできるのは従来の内視鏡だけです。

 

最後に

検査は、予約制となっており、また、下剤による前処置が必要ですので、御希望の患者さんには、検査前に一度来院していただく必要があります。
かかりつけ医をお持ちの方はかかりつけ医の先生とよくご相談下さい。

あなたも仮想内視鏡(大腸CT)検査を受けてみませんか?