石原消化器内科クリニック

善通寺市の内科,消化器内科,膵臓内科 石原消化器内科クリニック

〒765-0053 香川県善通寺市生野町1852-1
TEL 0877-63-6677
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各種内視鏡検査

各種内視鏡検査
苦しくない内視鏡検査を目指しております

 

目的

医療の進歩により早期発見をすれば胃癌・大腸癌はお腹を切らずに内視鏡で切除出来る時代が来ています。それには、定期的に内視鏡検査を受けて早期発見をする必要があります。少しでも苦痛を減らして内視鏡検査を身近なものにするのが目的です。

 

早期発見

当院では少しでも早期発見できるよう、OLYMPUS社製の拡大内視鏡・NBI(特殊光)システムを用いて、内視鏡専門医が診断にあたります。
もちろん、当院では経鼻内視鏡(鼻から)も導入はしていますが、拡大等は出来ない欠点があるため、腸管から吸収されやすい炭酸ガス装置や点滴等で鎮静剤を使用し、苦痛を減らすよう努めております。経口内視鏡を受けるか、当院では検査の前に十分にご相談してからどちらにされるかを選択しております。

 

検査の実際

個人差はありますが、内視鏡検査は苦痛を伴う検査です。
内視鏡検査を受ける前に漠然とした不安を感じたり、検査はとてもつらいと考えている患者さんは多いと思いますが、より苦しくなく検査を受けて頂くために、当院では点滴より薬を注射し、意識のない状態、または、それに近い状態で検査を受けることが可能です。

上部内視鏡(胃カメラ)

各種内視鏡検査食道、胃、十二指腸疾患の内視鏡による診断。主として、胃炎や胃潰瘍の診断、胃癌の精密検査などを行います。
胃癌検診で異常が疑われた方の精査を行います。経口内視鏡は咽頭部の局所麻酔と全身に作用する麻酔薬を併用し、のどを通過する際の反射による苦痛がより少なくなるようにして、特殊光や拡大内視鏡検査を受けることが可能です。
経鼻内視鏡は最新の細径内視鏡を導入し施行しております。この内視鏡は、内視鏡自体が細径であるため(直径は5.5mm、先端は5mm)経口内視鏡に比べて苦痛が少ないのが利点ではありますが、拡大が出来ない、出血を止める処置が出来ない等の欠点もあります。鼻腔に局所の腫張(むくみ)をとり出血の予防をする薬を噴霧し、ついで局所麻酔剤を噴霧し鼻腔から咽頭までの麻酔を行ない、検査を行います。

少しでも苦痛なく行うために、全身に作用する鎮静剤等の点滴をされた方は、検査終了後は1~2時間程度回復室にてお休みいただいた後、帰宅して頂く事になります。
(当日は自動車・自転車等の運転は出来ません)

 

下部内視鏡(大腸カメラ)

各種内視鏡検査大腸(結腸と直腸)疾患の内視鏡による診断。主として、便潜血陽性の際の大腸の検査、大腸ポリープの経過観察、炎症性腸疾患の診断を行います。
治療としては、主として大腸ポリープの切除を行います。
腸内を観察するには、どうしても空気を入れる必要があります。この空気は腸に吸収されにくいため、空気がすぐに排出・吸収されずお腹が張ることによる不快感や気分不良がありますが、当院では腸に吸収されやすい炭酸ガスの送気装置を導入し、より苦痛の少ない検査を行っています。
検査は大腸を洗浄する前準備を含めると約半日を必要としますが、自宅で前準備を行ってから来院していただく方法もあり、在院時間の短縮化もはかっております。いずれも患者様のご都合に合わせて対応しております。
大腸内視鏡検査にあたっては全身に作用する麻酔薬を併用し、痛みや苦痛のない検査を受けることが可能です。検査終了後も回復室にてお休みいただいた後、帰宅していただきます。

 

最後に

当院では安全かつ苦痛のない内視鏡検査を効率よく実現できるようにつとめております。前準備から検査の最中および終了後まで、より苦痛のないようにさまざまな対応をする事により早期発見に努めたいと考えています。
不都合な点(一番は車などで来院できない、検査後すぐには帰宅ができない)もあり、それなりに管理が必要な点などありますが、当院で検査を受けられた患者様が再び当院での検査を希望されますように、細心の注意を払い検査を進めています。